ジャぱん55号 (つぶあんぱん)
焼きたて!!ジャぱんの漫画の第1話: ジャぱんへの道とアニメ第1話 来たぞッ!!太陽の手を持つ少年!とアニメ第2話 マハラジャッ!! 富士山が降ってきた日!で登場したパン。
概要
アニメ第1話で初登場。東京行きの新幹線の時間が迫る中ぎりぎりまでこのパンを作っていた。このパンについては東和馬自身が婆ちゃんが煮てくれたアズキを特性のパン生地で包み込んだんじゃ。
と説明している。
アニメ第2話では河内恭介が東和馬の太陽の手とジャぱんに興味を持ち他にも何号かあるんやろ
と尋ねたところ、東和馬があるぞ。たとえば、これはジャぱん55号じゃ
と言い持ち出してきたのがこのジャぱん55号。
漫画の第1話でも登場している事はしているのだが詳しくジャぱん55号について語られていないため詳細を窺い知ることは出来ない。
実際に食してみて味について東家一同は美味い
、東馬太郎は小麦が持つ本来の甘さが餡子の甘さと上品に融合しておる。
、東稲穂はあたし一瞬、日本が見えた。
、河内恭介はなんちゅう美味さや。この甘さは餡の甘さやない、餡子その物は逆に甘さを抑えとる。生地が、パンの生地が小麦の持つ自然の甘さを引き出しているんや。
などの感想を述べている。
このパンの最大の特徴は湯捏ね製法(湯種製法)であろう。そしてアニメ内で紹介されている湯捏ね製法は東和馬自身が述べているところによれば小麦粉をお湯で捏ねた生地を丸一日寝かせてから仕込んだだけじゃ。
となっている。この事からしてこのパンのもう一つの特徴は作るのに非常に時間が掛かるパンという事であろう。
また湯捏ね製法の効果について東和馬は生地が熟成して小麦の自然な甘さが引き出されるんじゃ
と解説している。
後に山崎製パンによって実際に製作、商品化され、各地のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売された。価格は税込みで126円。
ジャぱん55号 (つぶあんぱん)のレシピ
材料と工程表
材料 | 分量 |
---|---|
湯だね生地 | |
強力粉 | 60g |
薄力粉 | 90g |
熱湯 | 150g |
本生地 | |
強力粉 | 150g |
インスタントドライイースト | 6g |
上白糖 | 30g |
食塩 | 6g |
スキムミルク | 10g |
鶏卵 | 50g |
水 | 25g |
無塩バター | 30g |
ドリュール用の鶏卵 | 適量 |
つぶあん | |
アズキ | 300g |
上白糖 | 200g |
食塩 | 2g |
工程 | 時間 |
---|---|
合計 | |
PERT図 (Source) | |
湯だね生地の仕込み | |
本生地の仕込み | |
冷蔵発酵 | |
つぶあん作り | |
ガス抜き・分割 | |
ベンチタイム | |
成形 | |
最終発酵 | |
焼成 |
補足
この材料の分量でつぶあんぱん12個分です。
工程・手順
1 湯だね生地の仕込み
ボウルの中に湯だね生地用の強力粉と薄力粉をボウルに入れます。
小麦粉が入ったボウルの中に熱湯を注ぎいれて手早く箆やスプーンなどでよく掻き混ぜます。
小麦粉の中に水分が行き渡り生地が一つに纏まってきたら、生地をビニール袋や密閉容器などに入れて冷蔵庫で8時間以上寝かせます。
2 本生地仕込み
1で作った湯だね生地を冷蔵庫から出しておいて、常温に戻しておきます。
ボウル中に本生地用の強力粉と上白糖、食塩、スキムミルク、インスタントドライイーストを入れて軽く混ぜます。
3 冷蔵発酵
生地にバターが馴染んだら、生地を厚手のビニール袋に入れて口をしっかりと閉じ、それを更にもう一枚のビニール袋に入れて口をしっかりと閉じ冷蔵庫の中に8時間以上入れて冷蔵発酵させます。
4 つぶあん作り
つぶあんを作ります。つぶあんの詳しい作り方はつぶあんの作り方を参照してください。
5 ガス抜き・分割
生地を台の上へ取り出し軽く押すなどしてガスを抜きます。包丁などで均等に9等分に分けます。分けた生地を手で丸め台の上に並べます。
6 ベンチタイム
7 成形
生地を手で軽く伸ばしその中心に生地と同量のつぶあんを乗せて包んでいきます。中心のつぶあんを押しながら周りの生地を伸ばして包むと上手くいきやすいです。
8 最終発酵
9 焼成
ドリュール用の鶏卵を溶き卵にし生地の上に溶き卵を刷毛で軽く塗り、200°Cに予熱したオーブンに入れて10〜12分ほど焼成します。