焼きたて!!25
焼きたて!!25とは漫画焼きたて!!ジャぱん内で存在する架空のテレビ番組。実際に放送されているテレビ番組であるパネルクイズ アタック25のルールを一部オマージュした内容となっている。
パンタジアチームとサンピエールチームが各小都市でその特産物を使用した料理対決を行う。勝負の模様はTV大東京にてゴールデンタイムに全国中継されている。
第124話: 霧崎の挑戦
から第214話: 二度目の握手
に掛けて収録。
番組開始の経緯
第2回モナコカップの優勝を果たしたモナコカップ日本代表ご一行に対してサンピーエルのオーナーである霧崎雄一が当番組の企画を持ちかけてきたのが事の始まりである。この企画に当たってモナコカップ日本代表ご一行が手にした120億円を番組の放送権料及び制作費にあてる代わりに料理対決に勝利した場合、霧崎雄一が所有しているパンタジア総株式の約60%、時価にして総額1200億円を全て返却するという交換条件であった。
話の当初こそ困惑の顔を隠し切れない梓川月乃パンタジア新社長であったが、どんな危険があるにしても、このままおじいさまのパンタジアを渡したままにはしておけません。
という想いのもと即日許諾、他のメンバーも了承し番組が開始されることとなった。
番組の趣旨
霧崎雄一はパンの普及に関する考えとして私は、日本でパンの普及があまり進んでいないのは地域に密着したパンがないのが原因だと考えている。
と述べており、また喜多方市は水が美味いという特色をラーメンに活かし、成功した。
とも述べていることから、喜多方市と同じように各地域、各都市の特産物を活かし地域に密着した様々なパンを作り、パンの普及に当たることがこの番組の最大の意義と言える。
この番組で司会兼審査員である黒柳亮も同様の考えを持っているようで、両チームの選手に向かって以下のように述べている。
この勝負の最大の意味は各地域のパンの普及にある。
地域の特産を活かし、観光客や地元民に親しみやすい、パンを作ってくれ。
番組の関係者
両チームとも出場選手の人数や年齢に制限はないが、TV大東京は東和馬には毎試合必ず出場してほしいと依頼している。そのため扁桃腺の腫れによる高熱のため出場できなかった第4回戦以外を除いて、全試合に出場している。
- 司会兼審査員
- 黒柳亮
- ディレクター
- 吉川徹
パンタジアチーム
メンバーの選考に辺り、東和馬が出場することはTV大東京の要請によりほぼ確定であったが、それ以外のメンバーについては、松代健やマイスター霧崎などが候補に挙がるも梓川月乃新社長の補佐という仕事があり、河内恭介に推された諏訪原戒は番組出場を断ったため最終的にパンタジアチームは以下のようなメンバーとなった。その後メンバーの変更などは行われていない。
- 東和馬
- 冠茂
- 河内恭介
パネルのルール
番組スタッフが選んだ特殊な特産物がありかつ人口のも多くない小都市、25都市の名前を5×5のマスのパネルに無作為に敷き詰め、スタート時に中心のマスだけを開く。
開かれた中心のマス、コレを仮にA市としよう。一回戦はそのA市の特産物を使ったパン勝負となる。そして一回戦が終わると、このA市は勝利チームのマスとなり、そこに隣接する4マスの都市名が新たに選択できるようになり…二回戦は勝利チームがその4マスから自由に選択した場所での勝負となる。
あとはこうしてマスを取り合うだけだが…そこはゲーム、少し変わったルールがある。自分の取ったマスで敵が取ったマスを挟めば、オセロのように、挟んだマスをひっくり返すコトができるのだ。つまり…仮にどちらかが負け続けてしまっても逆転は可能、テレビ局ならではの発想だな。
一度選択され対決が行われたマスを再度選択することはできない。両チームが引き分けた場合次のマスの選択権は交代し、引き分けた都市のマスは次の対決の勝者が獲得する。
マスによっては作る課題があらかじめ指定されている指令指定都市が幾つか用意されている。
マスの中には焼きたて!!チャンスマスがありそのマスを選択したチームはもう一つマスを選択できる。マスを選択したチームが対決に勝利すれば選択した両方のマスを獲得することができ、敗北した場合は通常通り最初に選択したマスのみ敵が獲得する。
指定したマスの都市で後日料理対決を行う。パネル内のPはパンタジア(Pantasia)、Sはサンピエール(St. Pierre)の略。
料理対決のルール
その都市の特産物を一つ以上入れたパン、または課題が指定されていればその課題を両チームが作り料理対決を行う。
両チームとも司会が試合開始の宣言後料理を行う。両チームとも同じ料理対決用トレーラーで料理を行うが、独自の調理器具や食品を持ち寄ることは認められている。
審査員の試食の順番は審査員に提出された順で試食していく。
審査基準
黒柳亮は審査基準としてひとつでも特産物が入っていればその他の食材をいくつ使ってもかまわないが、できるかぎりその都市の近くの特産や、県内の特産を使った方がポイントは高いと思え。
と述べている。
料理対決の審査基準には以下のようなものがある。
- 味
- 見た目
- 課題の条件
- 特産品の使用
味や見た目がよいことは最低条件といえる。課題の条件が指定されている場合その条件をより満たしているほど審査のポイントが高い。また試食の順番は審査の優劣に影響はない。
各試合リスト
今まで行われた試合を行われた順に記す。
第1回戦
第127話: CMAP?
から第133話: パンとして…
に掛けて収録。
第2回戦
第134話: 三本の矢
から第140話: 埴輪との触れ合い
に掛けて収録。
第3回戦
第142話: NIN NIN
から第148話: おなごの神秘
に掛けて収録。
第4回戦
第149話: 冠の秘密
から第157話: 一流の男
に掛けて収録。
第5回戦
第158話: 東の力
から第163話: 河内の進化
に掛けて収録。
第6回戦
第164話: パネルの裏側
から第170話: 電車に乗れなくても…
に掛けて収録。
- 課題
- 温泉パン
- 開催地
- 岐阜県下呂市
- 対決場所
- 下呂 ふれあいの森キャンプ場
- 使用された特産物
- 下呂温泉水
- 栗きんとん
- サンピエールチーム代表選手
- 模糊山剛
- パンタジアチームが作成した温泉パン
- トリプル笹パン
- サンピエールチームが作成した温泉パン
- トリプルアルプス蒸しパン
- 勝敗結果
- パンタジアチームの勝利
第7回戦
第173話: ブタの力
から第179話: 話のオチ
に掛けて収録。
第8回戦
第180話: まさに新聞子
から第187話: アムステルダム
に掛けて収録。
第9回戦
第188話: 神の子
から第194話: 昨日の敵は…
に掛けて収録。
第10回戦
第195話: 雪乃の能力
から第202話: 風船人形
に掛けて収録。
- 課題
- タルト
- 開催地
- 千葉県南房総市富浦町
- 使用された特産物
- ビワ(田中)
- サンピエールチーム代表選手
- 梓川雪乃
- パンタジアチームが作成したタルト
- ビワタルト
- サンピエールチームが作成したタルト
- 逆転タルト
- 勝敗結果
- パンタジアチームの勝利
第11回戦
第205話: 霧崎の人格
から第214話: 二度目の握手
に掛けて収録。